Story

森に捨てられたピアノをおもちゃ代わりにして育った一ノ瀬海。
過酷な境遇にも負けず、師との運命的な出会いを経て、ショパン・コンクールで世界に挑む姿を描く感動の物語。

  • #1:選ばれた手
  • #2:ショパンを弾くために
  • #3:モーツァルトの遺言
  • #3:モーツァルトの遺言

    阿字野からの課題曲は、モーツァルトK(ケッヘル)280。「お前はお前のピアノを弾け」と阿字野は言う。カイは悩むが自分のピアノが見つからないままコンクール当日に。
    優勝候補筆頭の修平は、一番のライバルはカイだと公言した。そんな彼らを、誉子という少女がにらみつけていて……。

    ピアノ楽曲
    モーツァルト:ピアノ・ソナタ第2番 ヘ長調 K.280 ~第1楽章

  • #2:ショパンを弾くために

    交通事故でピアニスト人生を絶たれたかつての天才・阿字野は、自分が手放した特注のピアノを簡単に弾くカイに運命的な何かを感じる。
    一方カイは、どうしてもショパンの『小犬のワルツ』がうまく弾けない。いつもなら一度聴けばどんな曲でも再現できるのに……。
    カイは悩んだ末、阿字野のもとへ向かうが……。

    ピアノ楽曲
    モーツァルト:ピアノ・ソナタ第2番 ヘ長調 K.280 ~第1楽章
    ベートーヴェン:エリーゼのために
    ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 作品67 「運命」 ~第1楽章
    ショパン:ワルツ第6番 変ニ長調 作品64-1 「小犬のワルツ」
    ハノン 第1番

  • #1:選ばれた手

    森に捨てられたピアノをおもちゃ代わりにして育った一ノ瀬海(カイ)。
    ある日、カイが通う小学校に転校生の雨宮修平がやってきた。世界的なピアニストの父を持つ修平は自分もピアニストになるのが夢だ。
    森でピアノを弾いているカイを見た修平は、そのことを音楽教師の阿字野壮介に話す。
    阿字野は動揺し……。

    ピアノ楽曲
    ショパン:エチュード ハ長調 作品10-1
    ジョセフ・ウィナー:茶色の小瓶 編曲:ウィリアム・フィネガン